サイディング外壁にリフォームしよう!工事の種類やメンテナンス方法も解説

サイディング外壁にリフォームしよう!工事の種類やメンテナンス方法も解説

色やデザインが豊富で人気のサイディングは、住宅の外壁材として主流となっています。モルタル外壁をサイディングに変更したいという人も多いのではないでしょうか。サイディングは使い勝手がよく人気であるものの、注意すべき点もあります。本記事では、サイディングのメリットやデメリット、4つのサイディングのメンテナンス方法や、リフォームの種類について解説します。

サイディングにリフォームするメリット・デメリット

外壁にサイディングを使用することで、どんなメリットやデメリットがあるのか解説します。

【メリット1】デザインや色の種類が豊富

サイディングはタイル風やレンガ風、木目調などさまざまなデザインがあり、カラーバリエーションも豊富です。本物のタイルやレンガなどを外壁に使用するとなると非常にコストがかかるものの、サイディングであれば比較的低価格で実現できます。そのため、自分好みの外観を実現しやすいというメリットがあります。

【メリット2】工事期間を短縮できる

サイディングボードは工場で生産したボードを外壁に貼り付けるため、施工の手間が省け工事期間の短縮になります。モルタル外壁のように職人による手作業がなく、仕上がりも均一です。

【デメリット1】定期的なメンテナンスが必要

サイディングの外壁には定期的な再塗装が必要です。サイディングボード自体には防水性があまりなく、工場で生産する際に塗装が施されています。塗装は雨風などにさらされることで次第に劣化していき、塗膜が剥がれやすくなります。塗装が剥がれたサイディングは雨を吸収しやすくなり、雨漏りなどの被害につながるため、定期的に塗装工事を行わなければいけません。また、サイディングのつなぎ目に使われるコーキング剤も劣化によりひび割れを起こしたりする可能性が高く、こちらも雨水が侵入する前に補修を行う必要があります。

サイディングの種類とメンテナンス方法とは

サイディングの種類とメンテナンス方法とは

サイディングは窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類があります。それぞれの特徴やメンテナンスの違いについて解説します。

窯業系サイディング

日本の住宅で最も普及しているのが、窯業系サイディングです。セメントや繊維を混ぜたもので、デザインが一番豊富にあるのも窯業系です。比較的安価に施工でき、防火性に優れるといったメリットもあります。再塗装は10年ごとが目安で、耐用年数は30年ほどです。年に1~2回程度、外壁の洗浄を行い汚れを落とすことで長持ちします。強く磨いたり高圧洗浄機を使用したりすると、塗装が剥がれる危険もあるため、業者に依頼するのがおすすめです。

金属系サイディング

日本の住宅で窯業系の次に人気なのが金属系サイディングです。スチールやアルミニウム、ステンレスなどが原料で、近年ではガルバリウムが人気です。薄い金属板で軽量なため、重ね張りのリフォームにはこの金属系が使われます。防音性・防水性・断熱性に優れ、耐用年数は40年とも言われています。こちらも10年ごとの再塗装が望ましく、年に1~2回程度水での洗浄をしましょう。薄い金属系サイディングは高圧洗浄機を使用するとへこみや傷が発生する場合があります。

木質系サイディング

天然木材を形成し、塗装したパネルが木質系サイディングです。木の温かみと質感を味わえる外壁で断熱性に優れ、人工的なものよりも木材にこだわりたいという人に向いています。ほかのサイディングよりも劣化速度が速く、耐用年数は15~30年ほどです。雨に弱いため、少なくとも5~7年に1度は再塗装が必要となります。洗浄やメンテナンスは素人では危険なため、必ず業者に任せましょう。

樹脂系サイディング

サイディングのなかで最も耐久性に優れているのが、樹脂系サイディングです。プラスチックが原料で水に強く、冷害や塩害にも耐久があります。北米では人気が高いものの日本ではシェア率が低く、取り扱っている業者も少ないのが現状です。耐用年数は30年ほどでコーキング剤を使用しないため補修が不要なほか、元から顔料が含まれており再塗装も必要ありません。

サイディングリフォームの種類を紹介

サイディングが劣化や損傷によりダメージを受けたらリフォームによる補修工事が必要です。サイディングのリフォームには、重ね張りと張替えの2種類の工事があります。それぞれの特徴を解説します。

重ね張り(カバー工法)

重ね張りは既存のサイディングを撤去せずに、その上から新しいサイディングを貼りつける工事で、カバー工法とも言います。古い外壁を剥がす必要がないため、撤去費用がかからず産業廃棄物も出ません。費用は抑えられるものの、元のサイディングの劣化や損傷が軽微なもので、外壁内部にも傷みが少ない場合に限られます。

張り替え

既存のサイディングをすべて剥がして、新しいサイディングに張り替える工事です。外壁を剥がすため、外壁内部の柱や防水シートなどに問題がある場合には同時に補修も行えます。張替え工事はサイディングが耐用年数を迎えた場合や、損傷が激しい場合、雨漏りを起こしている場合には必須といえます。

まとめ

サイディングはデザインの自由度が高く、外観を思い通りにカスタマイズしやすい外壁材です。サイディングの種類や特性を理解し、住宅に合ったリフォームを行いましょう。リフォームを依頼するときは、外壁工事を得意とする業者を選ぶことが大切です。信頼できる業者を見つけることが、リフォームを成功させる鍵となります。

サイディングのリフォームをご検討の方は、ぜひ「榎本塗装店」にお任せください。塗装や防水に関するスペシャリストが、お客様の多種多様なニーズにお応えいたします。屋根・外壁の塗装、防水工事、シーリング工事のことならどんなことでもご相談ください。当社はすべて自社施工ですので、高品質な施工を低価格でご提供いたしております。西東京を中心に、神奈川・埼玉も対応しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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