雨どい交換の方法は？メンテナンスや交換の流れについてご紹介

雨どいは建物の屋根から雨水を受け止め、適切な場所に排水するための設備です。雨どいが損傷していたり老朽化していたりすると、排水が上手くできません。しかし、雨どいはどのように交換するのでしょう。ここでは、雨どいの高品質な材料や交換にかかる費用とともに、メンテナンスや交換の流れについて詳しくご紹介します。

雨どい交換費用

雨どい交換費用は、部分的に交換するのか全体を交換するのかで大きく違ってきます。

部分的な交換にかかる費用

部分的な雨どい交換をする場合、費用相場は1ヶ所につき3万円～5万円になります。2ヶ所を補修する場合は、6万円～10万円が相場です。

全体の交換にかかる費用

全体の交換をする場合、20万円～40万円が相場です。

見積りを見る時の注意点

見積書を見る時は、見積りの総費用だけでなく、内訳を確認する必要があります。通常、内訳には出張費や材料費、足場設置費、高所作業費などが記されています。追加料金として加算される費用はあるかも確認が必要です。

高品質な雨どい材料

雨どいは屋外に設置するため、紫外線や風雨にさらされます。そのため、高品質な材料を使うのが賢明です。

塩化樹脂

塩化樹脂は紫外線で硬化する特徴がありますが、軽くて扱いやすく耐久性に優れています。価格もリーズナブルであるため、一般住宅で主に使用されている材質です。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、耐久性が高いうえに軽量で高品質な雨どい材料です。防錆性があり、風雨にさらされても長期間錆ません。また、シルバーグレーのメタリックな外観を持ち、モダンな住宅の外観にもマッチします。塗装が施されることもあり、さまざまなカラーバリエーションが提供されています。

銅

銅は錆びず、耐候性に優れているため、正しい取り扱いと定期的なメンテナンスが行われる限り、数十年以上使用可能です。ただし、銅の雨どいは他の材料に比べて比較的高価であるという点に留意する必要があります。

雨どいのメンテナンス方法

雨どいは、しっかりメンテナンスを行うことで適切な状態で使用できます。また、劣化の速度を遅らせたり、破損を防いだりすることにも繋がります。

定期的な清掃

ダウンパイプの確認

ダウンパイプは雨水を建物から地面に排水するためのパイプです。定期的にダウンパイプが詰まっていないか確認し、必要に応じて清掃してください。詰まりがある場合は、ホースや棒などを使用して詰まりを取り除けます。

冬季の凍結対策

寒冷地では雨どいが凍結することがあります。凍結によって雨どいが破損する可能性があるため、冬季には凍結対策を行いましょう。たとえば、保温材や雪止めを使用することで、凍結を防止できます。

雨どい交換の流れと手順

雨どい交換は、簡単なものであれば自分で行えます。交換の手順は、次のようになります。

適切な道具と材料を用意する

雨どい交換には、以下のような道具や材料が必要です

• 雨どいの長さに合った新しい雨どいパイプ
• 雨どい固定具（ブラケットやクリップなど）
• はさみやカッターナイフ
• ドライバーやドリル
• レベル（水平を確認するため）

古い雨どいを取り外す

雨どいの開始点から固定具を外し、古い雨どいパイプを取り外します。雨どいパイプを支えているブラケットやクリップをはずし、雨どいパイプを引き抜いてください。取り外す際には、周囲にある雨どいや壁などに傷をつけないように注意しましょう。

新しい雨どいの設置

取り外した雨どいパイプの長さに合わせて、新しい雨どいパイプをカットします。はさみやカッターナイフを使用して切断するとよいでしょう。新しい雨どいパイプをブラケットやクリップに固定し、壁に沿って水平になるように調整します。必要に応じて、レベルを使用して水平を確認します。

雨どいの固定

新しい雨どいパイプが正しく設置されていることを確認したら、ブラケットやクリップを使用して雨どいを固定します。適切な間隔で固定具を取り付けることで、しっかりと支えられます。

水の流れを確認

雨どいの設置が完了したら、水を使って水の流れを確認しましょう。屋根からの雨水がスムーズに流れたらOKです。

プロフェッショナルな雨どい交換業者

雨どい交換は専門的な知識や経験を必要とする場合があるので、プロの業者に依頼することをおすすめします。住宅の外観に合う素材やデザインを提案してもらえるでしょう。

「榎本塗装店」は、日野市を拠点として外壁塗装や雨どい交換、シーリング工事などを承っております。建築施工管理技士や塗装技能士など、資格保持者が施行いたしますので、安心してお任せください。自社工事で施工しており、中間マージンも発生いたしません。外装塗装に興味をお持ちの方は、いつでもお気軽にご連絡ください。